
プロ野球選手ってみんな凄いけど、マリーンズで凄い選手を教えて!
今回はこちらの野球少年のお悩みを解決するために1990年以降に限定して筆者がマリーンズのベストナインを発表していきたいと思います。
2020年2位の千葉ロッテマリーンズ。
メガホンを使わない応援が特徴的な応援団が力強いチームですね。
1990年以降ベストナインのルール詳細

- 複数選手の登場なし(工藤公康や内川聖一、清原和博など全盛期が2チーム以上ある選手を複数のチームに入れることは不可)
- 「ベストナイン」なので今回は投手は一人に限定する(先発・中継ぎ・抑えの役割でも可)
- DHはパリーグのみでの採用
- 背番号の記載はなし
- 外国人選手も選出可能
- 名前横の()は各選手の最高成績年度を記載
マリーンズベストナインのオーダー
1二 西岡剛(2010)
2遊 小坂誠(2001)
3一 福浦和也(2001)
4指 イ・スンヨプ(2005)
5左 角中勝也(2016)
6三 初芝清(1995)
7右 西村徳文(1990)
8中 荻野貴司(2019)
9捕 里崎智也(2009)
P投 黒木知宏(1998)
西岡剛
1二 西岡剛
出身:奈良県
経歴:大阪桐蔭
打率.346(首位打者) 本塁打11 打点59 盗塁22 206安打 2010年
首位打者1回(2010年) 盗塁王2回(2005年、2006年) 最多安打1回(2010年) ベストナイン4回(2005年、2007年、2010年(遊撃手)2013年(二塁手))ゴールデングラブ3回(2005年(二塁手)2007年、2010年(遊撃手))
ロッテを代表するリードオフマン西岡剛です。
俊足巧打を体現したスイッチヒッターで、魅力の高い選手ですね。
数少ない200安打以上を打った選手でもあります。
また、この年の692打席は日本野球の記録にもなっています。
メジャーでは成績が振るわなかったものの、翌年にはメジャーにも挑戦しました。
余談:2007年は登録名をTSUYOSHIにしていた
小坂誠
2遊 小坂誠
出身:宮城県
経歴:柴田高校-JR東日本東北
打率.262 1本 35打点 32盗塁
盗塁王2回(1998年、2000年) ゴールデングラブ4回(1999年~2001年、2005年)
守備の名手小坂誠です。
非常に広い守備範囲を持ち、どんな範囲でもアウトにしてきました。
小坂の場合は、どちらかと言えば派手な守備よりも難しい打球でもさも簡単に処理する能力の方が高かったと言われています。
その守備はイチローをして小坂から内野安打は無理だと言わしめた程です。
余談:守備の高さばかり目が行くが、盗塁王を獲得するほどの出塁と俊足も持っている
福浦和也
3一 福浦和也
出身:千葉県
経歴:習志野高校
打率.346(首位打者) 本塁打18 67打点 2001年
首位打者1回(2001年) ベストナイン1回(2001年(指名打者)) ゴールデングラブ3回(2003年、2005年、2007年(一塁手))
幕張の安打製造機福浦です。
左打者ながら左投手を得意としていた異例の選手でもあり、追い込まれてからの粘り強さも特徴的でした。
打撃以上に一塁手の名手でもあり、小坂をして「自分が守備の名手と呼ばれるのは彼のお陰」と言わしめています。
その証拠として一塁手として3度もゴールデングラブを獲得しています。
余談:最初は投手からのスタートで、その後野手にコンバートされた
イ・スンヨプ

4指 イ・スンヨプ
出身:韓国
経歴:サムスンライオンズ
打率.260 本塁打30 82打点 2005年
韓国からの助っ人イ・スンヨプです。
2003年に56本塁打という歴代最高記録を達成し、鳴り物入りで助っ人としてやってきました。
ただし、ロッテではDHやファーストには福浦がいたこともあり、レフトとしての起用など不安定な起用も多かったです。
それでも30本塁打と期待並みの活躍をします。
2006年には巨人に移籍し、ロッテ時代以上の活躍を見せます。
余談:自身のキャリアである467本塁打は韓国野球史上最高で、韓国野球の英雄の一人として知られる
角中勝也
5左 角中勝也
出身:石川県
経歴:日本航空第二-高知ファイティングドッグス
打率.339(首位打者) 本塁打8 打点69 2016年
首位打者2回(2012年、2016年) 最多安打1回(2016年) ベストナイン2回(2012年、2016年(外野手))
独立リーグ出身の希望の星角中です。
2012年は統一球と呼ばれる非常に飛びにくいボールでバッターが苦しむ中、首位打者を獲得しました。
その後も地味ながらいなくてはならない存在として存在感を発揮し、2016年では4年ぶりの首位打者に輝きます。
幼少期からプロになることを期待され、英才教育を受けてきました。その内容は非常に過酷だったと言われています。
そのためか、努力も得意な努力家として知られています。
余談:よく育成出身と間違われるが、角中はドラフト7位での入団。恐らく育成出身の岡田幸文と混同しているものだと思われる
初芝清
6三 初芝清
出身:東京都
経歴:二松学舎大付属-東芝
打率.301 本塁打25 打点80(打点王) 1995年
打点王1回(1995年) ベストナイン1回(1995年(三塁手))
ミスターロッテ初芝です。現役キャリアの全てをロッテで過ごしてきました。
太った体型と眼鏡が特徴的で如何にも愛されキャラな見た目をしていたと言われています。
また、鈍足にも関わらず常に全力プレーを欠かさない姿はファンを魅了してきました。
他球団として見ると地味ですがロッテでは欠かせない選手、それが初芝ではないのでしょうか。
余談:打点王はイチローと田中幸雄のトリプル受賞
西村徳文
7右 西村徳文
出身:宮崎県
経歴:福島高校-鹿児島鉄道
打率.338(首位打者) 本塁打3 打点38 盗塁35 1990年
首位打者1回(1990年) 盗塁王4回(1986~1989年) ベストナイン2回(1985年(二塁手)1989年(外野手))ゴールデングラブ2回(1985年(二塁手)1989年(外野手))
全国的な知名度はあまり高くなく、地味な首位打者とよく言われがちな西村です。
そのためか監督として就任しても「西なんとか」と言う不名誉なあだ名で呼ばれてきました。
しかし、走れるスイッチヒッターとして盗塁王を4度、首位打者を獲得した実力者です。
ロッテだと西岡が似た系譜でしょうか。
余談:全盛期が1990年のためこのブログのルールをギリギリで満たしている
荻野貴司
8中 荻野貴司
出身:奈良県
経歴:郡山高校-関西学院-トヨタ
打率.315 本塁打10 打点46 盗塁28 2019年
ベストナイン1回(2019年(外野手))ゴールデングラブ1回(2019年(外野手))
素質は高いながらも故障によく泣かされてきた選手です。
シーズンの序盤は良い成績で期待させるも怪我ですぐに離脱するために「春の妖精」という不名誉なあだ名までつけられていました。
2019年では最初はスーパールーキー藤原恭大に譲られスタメンを外されたものの、安定した活躍を見せ、遂にはプロ入り10年目、34歳にして初の規定打席に到達します。
怪我さえなければとよく言われる選手の代表格ですが、たらればを見事に体現したとも言えますね。勿論先述の不名誉なあだ名も返上しました。
余談:里崎智也に一番見たいものは?と質問したとき、「荻野のフルイニング」という返答が返ってきた。それほど素質が高く、そして2019年にはそれを見事に証明した
里崎智也
9捕 里崎智也
出身:徳島県
経歴:鳴門工業-帝京大学
打率.234 本塁打10 打点49 2009年
ベストナイン2回(2006年、2007年(捕手))ゴールデングラブ2回(2006年、2007年(捕手))
ロッテを代表するキャッチャーです。
数値では大したことないと思われがちですが、キャッチャーとしての能力は随一と言われています。
筆者は中学で野球を辞めたので詳しいことは分かりませんが、話が上手で理論も確立しており、評価も高いのでそう言わしめる何かがあるもかもしれません。
また、ユーチューブチャンネルを開いており、話が分かりやすく、選手をよく見ているのでおすすめです。
https://www.youtube.com/channel/UCFCtAX45lgHcf4s0vAgAxww
余談:戸籍上の本名は里「﨑」だが、本人は成人するまで知らなかったとのこと
黒木知宏
P投 黒木知宏
出身:宮崎県
経歴:延岡学園-新王子製紙
13勝(最多勝) 9敗 防御率3.29 勝率.591(最多勝) 124奪三振 1998年
最多勝1回(1998年) 最高勝率1回(1998年)
ジョニー黒木です。
1998年と言えば、18連敗を喫してしまった悪夢の年でしょう。その時のエースが黒木です。
闘志を前面に出す投球スタイルで、ファンから愛されました。
どんな時でも前向きで、強打者にも屈しない魂のエースだったと言えましょう。
余談:筋トレも趣味で、中学時代はパワーリフティングで入賞をしている
マリーンズベストナイン総括
爆発力は低いですが、その分機動力で撹乱する打線だと言えます。
控えの層も少々薄く、正直力不足感が否めないでしょうか。
投手は渡辺俊介や小宮山悟といったエースが、そして抑えには幕張の防波堤・小林雅英がいます。
パワーの低さを機動力と守備力で補います。
まとめ
筆者が選ぶ1990年以降のマリーンズベストナインは以上です。みなさんの好きな先週は入ってましたか?是非、コメント欄でみなさんのマリーンズベストナインを教えて下さい。
過去のベストナインも是非、見て下さい。
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