
東京オリンピック楽しいけど、金メダル取った種目を教えて!
今回はこちらの少年のお悩みをスポーツが大好きで連日オリンピックの結果をしっかりチェックしていた筆者がわかりやすく解説していきますので、是非最後までお付き合い下さい。
空手
- 喜友名諒⇒男子 形
【選手情報】
沖縄県出身の31歳(2021年8月現在)
オリンピック閉会式では騎手を務め、沖縄県勢初の金メダリストとなりました。
全日本選手権で史上最多の9連覇を果たした【形】の第一人者。オリンピック新競技の空手で日本選手初の金メダルを獲得。
競泳

- 大橋悠依⇒女子400メートル個人メドレー
- 大橋悠依⇒女子200メートル個人メドレー
【選手情報】
滋賀県出身の25歳(2021年8月現在)
オリンピック史上初の1大会2つの金メダルを獲得した女子選手。競泳女子が1大会で個人種目で複数個のメダルを獲得するのは12年のロンドンオリンピック平泳ぎの鈴木聡美以来。
柔道
- 髙藤直寿⇒男子60キロ級
- 阿部詩⇒女子52キロ級
- 阿部一二三⇒男子66キロ級
- 大野将平⇒男子73キロ級
- 永瀬貴規⇒男子81キロ級
- 新井千鶴⇒女子70キロ級
- 濱田尚里⇒女子78キロ級
- ウルフアロン⇒男子100キロ級
- 曽根輝⇒女子78キロ超級
髙藤直寿【選手情報】
栃木県出身の28歳(2021年8月現在)
得意技は小内刈、巴投げ、肩車。
愛犬は鬼滅の刃の影響から「炭治郎」と命名。東京オリンピックでは日本選手金メダル第一号となりました。
阿部詩【選手情報】
兵庫県出身の21歳(2021年8月現在)
得意技は内股、袖釣込腰。
阿部一二三の妹できょうだい同日金メダルを達成。2018年の世界選手権に初出場した際も兄の一二三ときょうだいによる世界選手権同時金メダルを達成している。
決勝ではフランスのブシャールと対戦してゴールデンスコアの8分27秒に崩れけさ固めで一本勝ち。
阿部一二三【選手情報】
兵庫県出身の24歳(2021年8月現在)
得意技は背負投、袖釣込腰。
阿部詩と共に阿部きょうだいと騒がれているが一二三の上にも兄がいる。妹の詩に相応しくない男性を連れて来たら体を張って阻止することをテレビ番組で宣言していた。
決勝ではジョージアのマルクベラシュビリと対戦し、1分50秒に大外刈りを決めて、技ありを獲得し勝利。
大野将平【選手情報】
山口県出身の29歳(2021年8月現在)
得意技は大外刈、内股。
旭化成所属でリオオリンピックでも優勝し連覇を達成。大外刈や内股で一本を狙う正統派の柔道家で畳を降りるまで表情を崩さない姿が印象的。
決勝ではジョージアのラシャ・シャフダトゥアシビリと対戦し、延長5分26秒に支釣込足で技ありを獲得し、勝利。
永瀬貴規【選手情報】
長崎県出身の27歳(2021年8月現在)
得意技は内股、足技。
旭化成所属お風呂やサウナが趣味。お酒は何でも好きでジョッキ10杯飲んでも酔わないほどの酒豪。2017年に右膝の大ケガをし手術を経験。2016年のリオオリンピックでは銅メダルを獲得、15年の世界選手権では優勝。
決勝ではモンゴルのサイード・モラエイと対戦し延長1分43秒に足車で技ありを獲得し勝利。
モラエイは元々レスリングの選手で得意技の肩車は独特な形。
新井千鶴【選手情報】
埼玉県出身の27歳(2021年8月現在)
得意技は内股、出足払。
三井住友海上に所属し内股で攻める正統派の柔道家。17、18年の世界選手権では優勝。
決勝ではオーストリアのミヒャエラ・ポレレスと対戦し、小外刈で技ありを獲得し、勝利。
新井は準決勝で16分を超える死闘を繰り広げての決勝の粘り勝ち。
濱田尚里【選手情報】
鹿児島県出身の30歳(2021年8月現在)
得意技は内股、寝技。
陸上自衛官で趣味はコーヒータイム。2018年の世界選手権で優勝。負けた大会の選手証は帰宅前にビリビリに破り捨てるほどの負けず嫌い。人呼んで「寝技の女王」。ロシアの国技「サンボ」を学び、技の引き出しを増やした。
決勝ではフランスのマドレーヌ・マロンガと対戦し、1分9秒に崩上四方固で一本勝ち。マロンガは2018年の世界選手権で濱田が破れてる因縁の相手。
全4試合寝技でオール一本勝ち、試合時間は合計でもわずか7分42秒と圧勝だった。男女を通じて柔道で日本勢最年長金メダリストとなった。
ウルフアロン【選手情報】
東京都出身の25歳(2021年8月現在)
得意技は大内刈。
父親はアメリカ出身で母親は日本人。本人曰くタカアンドトシのタカに似ている。ウルフアロンは計量後におにぎりを28個食べて、体重が106キロとなり、サウナスーツを着てサーキットメニューをこなし体重を104,8キロまで落とし、失格を逃れた。2019年の世界選手権では3位。2020年9月に運転免許を取得。
決勝では韓国のチョ・グハムと対戦しゴールデンスコアの9分35秒に大内刈で一本勝ち。この階級での金メダル獲得は男子監督の井上康生監督以来となる。
曽根輝【選手情報】
得意技は大内刈、体落。
福岡県出身の21歳(2021年8月現在)
パーク24所属で2019年の世界選手権優勝。女子最重量級では小柄だが担ぎ技が得意。練習ではお兄さんがサポート。同学年の阿部詩と仲が良い。
決勝ではキューバのイダリス・オルティスと対戦し、延長4分52秒に、一本勝ち。イダリス・オルティスは世界ランク1位の強敵を見事撃破しての金メダル獲得となった。この階級の金メダルな2004年のアテネオリンピック以来となる。
スケートボード
- 堀米雄斗⇒男子ストリート
- 西矢椛⇒女子ストリート
- 四十住さくら⇒女子パーク
堀米雄斗【選手情報】
東京都出身の22歳(2021年8月現在)
スケートボード男子ストリートの初代金メダリスト。6歳の時に父親の影響でスケートボードを始める。高校卒業後は本格的にアメリカに渡り、世界最高峰のツアー大会に参戦。2021年6月の世界選手権で優勝するなど勢いに乗ったまま東京オリンピックに乗り込んだ。
決勝での得点は37.18で優勝となった。
西矢椛【選手情報】
大阪府出身の13歳(2021年8月11日現在)
13歳中学2生の選手ですが、安定した滑りと技の高い成功率が持ち味。6月の世界選手権で「バックサイドリップスライド」などを決めて準優勝。日本史上最年少の金メダリストとなりました。「椛は木へんに花」ですが、もみじと読みます。既に飲料のCMが決定したようです。筆者が一印象に残ってるのは実況が言っていた
「13歳の真夏の大冒険」
です。うまく言ったなと思いました。この13歳が3年後のパリでどのように成長してるかも楽しみになります。
四十住さくら【選手情報】
和歌山県出身の19歳(2021年8月現在)
お名前は(よそずみ)と読みます。全国に約190人しかいない珍しい名字で、富山県や石川県に多いようです。
小学6年生でお兄さんの影響を受けて競技を始める。2018年には日本選手権、アジア大会、世界選手権の3大会を制して全て「初代女王」となりました。決勝では世界でも数人しかできないと言われる空中で1回転半する大技「540(ファイブフォーティー)」を2度成功させ、60点超えのハイスコアを出し、優勝を決めた。自宅の庭には約180万円かけて特設コースを設置。
体操
- 橋本大輝⇒男子個人総合
- 橋本大輝⇒男子種目別鉄棒
橋本大輝【選手情報】
千葉県出身で20歳(2021年8月11日現在)。8月7日が誕生日でオリンピック期間中に誕生日を迎えています。
高校3年生で初出場した世界選手権では予選で日本勢トップの得点を次々にマーク。2021年の代表選考の全日本選手権では予選7位からの大逆転で初優勝を決めた。GENERATIONS from EXILE TRIBEの大ファンで「to the ステージ」を試合前に聴いて集中することが多い。種目別で優勝した橋本大輝だが、日本勢の種目別優勝は1984年のロサンゼルスオリンピックでの具志堅幸司のつり輪、森末慎二の鉄棒以来の37年ぶりの快挙となった。88.465点で優勝した個人総合は日本勢の個人総合初となる10代での王者誕生となった。12年ロンドン、16年リオデジャネイロで金メダルの内村航平と合わせて日本勢3連覇となり、体操ニッポンの強さを誇示する形となった。
卓球

- 水谷隼、伊藤美誠⇒混合ダブルス
水谷隼、伊藤美誠【選手情報】
二人とも静岡県出身で小学校も同じ小学校。12歳差のペア。みまじゅんで知られる二人も初期は「じゅんみま」でしたが、みまじゅんに変わっていて、伊藤美誠が尻にしいてるのかなとこのあたりからも伺えます。
決勝では中国ペアに勝ったのは歴史的快挙で卓球界新たな扉をひらいたでしょう。二人が有名になったのは優勝後の水谷隼のハグを伊藤美誠が拒否してると話題に。また、水谷隼は目の不調を理由に引退を表面されました。現状は治療法がないためらしいですが、完治するなら40歳、50歳でもプレーをしたいと思いを述べられていました。
フェンシング
- 加納虹輝、見延和靖、山田優、宇山賢⇒男子エペ団体
フェンシングエペの基本ルールは単純明快で全身全てが有効面で、先に突いた方なにポイントが入り、両者同時に突いた場合は双方のポイントとなります。
他には優先権を尊重するフルーレとハンガリー騎兵隊の剣技から競技化したサーブルがあります。
フェンシング男子エペ団体の金メダル獲得は日本初となる快挙で見延和靖は所属先のネクサスから報償金1億円が贈られました。
ボクシング
- 入江聖奈⇒女子フェザー級
入江聖奈【選手情報】
鳥取県出身の21歳(2021年8月現在)
試合中ことあるごとにお辞儀していた入江だが、「あれは純粋な動機でなく、審判に減点されたくなくて、好印象を与えたく、お辞儀してました。」とテレビ番組に出演した際に語られていました。
彼女がボクシングを始めたきっかけは【がんばれ元気】という漫画がきっかけのようです。カエルが大好きで決勝で判定勝ちを決めた際も飛びっきりのカエルジャンプで喜びを表現していたのが印象的。
野球、ソフトボール
- 女子ソフトボールチーム
- 野球
ソフトボール・野球ともに選手が多く個人名のご紹介は控えますが、どちらも楽な試合は一試合もなくチーム力で勝ちきりました。特に13年経っても力投する上野由岐子には感動しました。次回のパリオリンピックからはどちらも外れますが、またオリンピックに復活して熱い戦いが見れるのを楽しみにしてます。
レスリング
- 川井友香子⇒女子62キロ級
- 川井梨紗子⇒女子57キロ級
- 向田真優⇒女子53キロ級
- 須崎優衣⇒女子50キロ級
- 乙黒拓斗⇒男子フリースタイル65キロ級
川井友香子【選手情報】
石川県出身の23歳(2021年8月11日現在)
両親がレスリング経験者で姉の梨紗子と共に姉妹で金メダルを獲得。姉梨紗子は妹友香子の決勝を遅れて会場に登場したため、見てるよーと強くアピールしていた。
川井梨紗子【選手情報】
石川県出身の26歳(2021年8月現在)
2016年のリオデジャネイロオリンピックでは63キロ級、東京オリンピックでは57キロ級と2連覇かつ2階級制覇の偉業を達成。レスリングを始めたのは8歳の時でレスリングの好きなところは相手との駆け引きだそうです。得意技は組み手や崩し、趣味はショッピング。
向田真優【選手情報】
三重県出身の24歳(2021年8月現在)
幼い頃は空手をしていて、タックルを中心とした攻撃力が持ち味。オリンピック3連覇した吉田沙保里の後継者として期待される。
決勝では中国のホウ・セイギョクに5-4で逆転勝ちした。婚約者でもある専属コーチ志土地氏と臨んだオリンピックで最高の結果となった。
須崎優衣【選手情報】
千葉県出身の22歳(2021年8月現在)
開会式で八村塁と共に騎手をした須崎優衣だが、強さが際立っていたのが全試合テクニカルフォール勝ちで、失点0。日本のオリンピックレスリング史を見ても全試合テクニカルフォール勝ちというのは史上初の快挙だ。失点0は吉田沙保里が北京とロンドンで記録している。
乙黒拓斗【選手情報】
山梨県出身の22歳(2021年8月現在)
高校時にはインターハイを3連覇し19歳では世界選手権優勝。乃木坂46の大ファン。
まとめ
以上、オリンピックの金メダリストをご紹介してきました。当初は開催についても賛否がありましたが、終わってみれば、最高に熱い戦いを見せてもらえたことに感謝したいと思います。一生懸命プレーをしている選手は何も悪くありませんので、批判するのは止めましょう。
みなさんのオリンピック名場面は何になりますか?是非、コメント欄で教えてもらえたら幸いです。
ちなみに、筆者はソフトボールの上野由岐子の13年越しの連覇です。あの熱闘は凄まじかったです。上野由岐子が
「諦めなければ夢は叶う」
と言われてたのが凄い印象に残ってます。感動をありがとうございました。
次点で卓球の水谷隼と伊藤美誠のミックスダブルスが中国の壁を打ち破ったのは感動しました。また、この二人は12歳離れてるが、小さい頃の伊藤美誠を水谷隼がずっと見てたのも凄いなと思います。
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